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第30回野田宇太郎生誕祭のご報告

令和元年10月27日(日)、第30回野田宇太郎生誕祭が開催されました。

平成元年に、野田宇太郎生誕80年を記念して開催された生誕祭も、今年で30回目。その節目となる式典の、当日の様子をご紹介します。

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野田宇太郎生誕祭は、毎年、小郡市松崎桜馬場にある野田宇太郎「水鳥」詩碑前で行われています。詩碑をステージとして、参列者をお迎えします。

当日は、100人を超える方々に参加していただきました。野田宇太郎生誕祭は屋外で開催されるため、毎年、天気が心配されるのですが、今年も好天に恵まれ、さわやかな秋晴れの一日となりました。

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特別賞「水鳥賞」の献詩朗読の様子

生誕祭の開催にあわせて公募する献詩には、全国から1,733点と、多くの作品が寄せられました。
生誕祭30回を記念して設けられた特別賞「水鳥賞」、小学生の部・中学生の部・一般の部の一席の方には、それぞれ受賞作を詩碑の前で朗読していただきました。
どの方の朗読も素晴らしく、野田宇太郎生誕祭第30回にふさわしい式典となりました。

 

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式典では、野田宇太郎が作詞した合唱曲が披露されます。
上の写真は、三井高等学校の皆さんによる校歌合唱の様子です。若々しく朗々とした歌声が会場に響きました。
立石グリーンコーラスの皆さんには「松崎の道」「いちご」を合唱していただき、最後に会場全体で立石小学校校歌を合唱しました。皆さん小さい頃に戻ったように楽しそうに歌われていて、会場全体が明るい雰囲気に包まれました。

この日、詩碑近くの松崎公民館では、文化祭が開催されました。地元の保育園や住民のみなさんによる絵画や写真、生け花や手工芸品が展示され、焼きそば・おでん・ぜんざいなどの露店やお茶席も設けられました。式典に来られた方も文化祭に参加され、とても楽しんでいらっしゃる様子でした。また、近くの三井高等学校では、スイーツ部のマドレーヌ無料配布も行われました。毎年、このお菓子を楽しみにしているお子さんもいるそうです。
資料館では、松崎公民館にて、今年5月に開催した特別企画展「帚木蓬生 ―久留米藩三部作の世界― 」より抜粋して展示を行いました。

お忙しい中、生誕祭にお越しいただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。