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第33回野田宇太郎生誕祭<第一部>のご報告

令和4年10月30日(日)、第33回野田宇太郎生誕祭が開催されました。

平成元年に、野田宇太郎生誕80年を記念して開催された生誕祭は、今年で33回目を迎えます。

一昨年はコロナ禍のため中止、昨年は規模を縮小しての開催となりましたが、今年は3年振りに参加者を迎えて開催することができました。

さらに今年は、野田宇太郎「文学散歩」70年、小郡市市制施行50周年を記念して創設した「野田宇太郎文学賞」の表彰式も併せて行われました。

当日の様子をご紹介します。

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野田宇太郎生誕祭は、毎年、小郡市松崎桜馬場にある野田宇太郎「水鳥」詩碑前で行われていますが、今年は「野田宇太郎文学賞」表彰式も行われるため、会場を小郡市生涯学習センター七夕ホールに移し、盛大に執り行われました。

当日は、119人の方々に参加していただきました。

IMG_8312.JPG野田宇太郎顕彰会会長(小郡市長 加地良光)によるあいさつ

今年は小郡市内の小中学生から、1,193点の作品が寄せられました。

小学生の部、中学生の部一席の方に、それぞれ受賞作を野田宇太郎の遺影の前で朗読していただきました。

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小学生の部の献詩朗読の様子

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中学生の部の献詩朗読の様子

式典では、野田宇太郎が作詞した合唱曲が披露されました。

立石グリーンコーラスによる「いちご」と「松崎の道」、三井高等学校の生徒による「三井高等学校校歌」、立石小学校4年生から6年生の生徒による「立石小学校校歌」が歌われました。

(「立石小学校校歌」と「三井高等学校」については、事前に録画したものを放映しました)

下の写真は、立石グリーンコーラスの皆さんによる合唱の様子です。落ち着いた歌声が会場内を優しく包みました。

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さらに今年は、長年野田宇太郎文学資料館の活動に多大なる貢献をされた中村良之氏に、顕彰会会長から感謝状が贈呈されました。

中村氏は、野田宇太郎文学資料館の建設計画の立案活動を行い、資料館開館後は企画展の開催や、ブックレットの発行をするなど、長年、野田の顕彰活動に務められました。

現在も野田宇太郎顕彰会の事務局長として、多くの指導・助言をされています。

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顕彰会会長より中村良之氏へ感謝状贈呈

ここで第一部は終了です。

第二部の模様は次回に続きます。