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~ギャラリートークを開催しました~

5月16日(木)、特別企画展「帚木蓬生 久留米藩三部作の世界」のギャラリートークを開催しました。

今回の企画展は、野田宇太郎文学資料館と小郡市の文化財課による合同展示で、ギャラリートークも両担当者(職員)で行いました。

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               (たくさんの参加がありました)

のぞきケースでは、帚木氏よりお借りした執筆資料を展示しています。おそらく当館での展示が初公開です。執筆前に書かれたあらすじのメモや登場人物設定など、普段は目にすることができない貴重な資料がご覧になれます。

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             (のぞきケースで展示している執筆資料)

展示の後半部分では、小郡市文化財課による「高松凌雲(たかまつ りょううん:1837~1916)」に関する展示をしています。『天に星 地に花』の主人公・高松凌水は架空の人物ですが、作中では高松凌雲の祖先として登場します。

高松凌雲は小郡市出身の医師で、函館戦争では、敵味方を問わず戦傷者を治療した人物です。小郡市民にはなじみのある偉人で、参加者の方々は「知ってる、知ってる!」と、熱心に聞き入っていました。

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             (文化財課職員による高松凌雲の解説)

ギャラリートークは6月1日(土)にも行います。14時開始で、申し込みは不要です。どうぞ野田宇太郎文学資料館展示室までお越しください。