メニューにジャンプ コンテンツにジャンプ

常設展の展示替をしました~「作家・帚木蓬生」~2021年3月

テーマ展示「作家・帚木蓬生」

今年度企画展も無事に終了し、2021年3月7日より展示替えを行い、常設展に戻りました。
当館では常設展の一部を定期的に替え、テーマ展示を行っています。
3月のテーマ展示は「作家・帚木蓬生」です。

 
帚木蓬生(ははきぎ ほうせい:1947~)は小郡市出身の作家です。そのご縁で、令和元年度に小郡市のふるさと文化大使に就任されました。その際、小郡市の偉人・高松凌雲(たかまつ りょううん:1837~1916)の祖先をモデルとした小説、『天に星 地に花』(2014年 集英社)の自筆原稿を市に寄贈いただき、以降当館で保存しています。この『天に星 地に花』は久留米藩領を舞台とした「久留米藩三部作」のうちの一作です。今回はこの寄贈いただいた自筆原稿を中心に、作家・帚木蓬生氏の作品についてご紹介します。

DSC03995.JPG上の写真は覗きケースの様子です。

こちらで『天に星 地に花』の自筆原稿を展示しています。令和元年度に特別企画展「帚木蓬生~久留米藩三部作の世界~」を開催した際は、展示スペースの都合もあり、残念ながらご覧いただくことができなかった部分も多くありました。そのため、今回は1枚1枚をじっくりご覧いただけるよう、第1章にあたる原稿のみに絞り展示しています。自筆原稿だからこそ見ることのできる推敲の跡をじっくりお楽しみください。
第2章以降の原稿も、今後テーマ展示としてご紹介していく予定ですので、どうぞお楽しみに。(展示時期は未定です。決まりましたら、HPにてお知らせします)

DSC03993.JPG上の写真は壁面展示コーナーの様子です。

帚木氏の著作をそのあらすじと共にご紹介しています。これらの著書はすべて、帚木氏から市立図書館に寄贈いただいたもので、すべてに自筆サインが書かれています。これらの著書は隣の市立図書館に貸出可能な資料がありますので、ご興味を持たれましたらぜひ図書館にてお尋ねください。

 

テーマ展示「作家・帚木蓬生」は4月6日(火)までの展示です。皆様のお越しをお待ちしています。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、館内では手指の消毒・咳エチケットなどをお願いしています(詳細はこちら)。ご協力をよろしくお願いします。

お問い合わせ

野田宇太郎文学資料館

電話番号:0942-72-7477