常設展の展示替をしました ~「新春の寿ぎ 浮世絵特集」~2017年1月
テーマ展示「新春の寿ぎ 浮世絵特集」
あけましておめでとうございます。本年も野田宇太郎文学資料館をどうぞよろしくお願いいたします。
今年の干支は、酉です。野田宇太郎も酉年生まれということで、「酉歳の男の歌」という詩を書いています。この詩は展示室でご紹介しています。
さて、1月5日(木)より展示替をしました。今月のテーマは「新春の寿(ことほ)ぎ ~浮世絵特集~」です。今回は、当館としては珍しいのですが、壁面展示コーナー全面を使用して、浮世絵の展示を行っています。
壁面展示コーナーの様子
この浮世絵は、郷土史研究会の会員の方から小郡市立図書館に寄贈されたものです。昭和になって復刻されたものですが、忠実に再現されていて、とても美しく、ぜひ近くでご覧いただければと思います。
常設展示の明治村コーナーも入れ替えをしました。
明治村コーナーの様子
明治村通信のほか、野田宇太郎が解説をした『博物館明治村』の図録と、「近代洋風景建築シリーズ郵便切手第3集」です。封筒に貼られている切手のうち「聖ヨハネ教会堂」は、犬山市の明治村に移築されており、重要文化財にもなっています。お近くにお出かけの際は、ぜひ実物をご覧ください。
ますます寒さが厳しくなってくる季節です。外は寒いですが、展示室は暖かく皆様をお待ちしております。ぜひ、野田宇太郎文学資料館にお越しください。