メニューにジャンプ コンテンツにジャンプ

常設展の展示替をしました~「宇太郎×学校」~2021年6月

お待たせしました。5月12日から新型コロナウイルス感染拡大防止のために臨時休館しておりましたが、6月21日より再開館しました。

6月のテーマ展示は「宇太郎×学校」です。

4月の「野田宇太郎 ふるさとの思い出」に引き続き、野田が幼少期を過ごした小郡や福岡でのエピソードを、野田の学校にまつわる思い出を中心にご紹介します。

DSC04128.JPG

上の写真はステージケースの様子です。

この「くろつち」は野田の母校である、小郡市立立石小学校発行の冊子です。今回展示している「くろつち」44号には、野田が「ふるさとへの便り~立石小学校の生徒たちへ~」と題して、立石小学校の子ども達に宛てた文章が掲載されています。学校での思い出のほか、どういった経緯で文学に目覚めていったかが語られています。そして、この文章の最後で野田は「皆さんはわたくしを、どこか遠くの方にいる人間のように考えているのかも知れませんが、わたくしはいつも皆さんと一緒にいるのです。わたくしはいつでも松崎の野田宇太郎です。」と述べています。

DSC04130.JPG上の写真は覗きケースの様子です。

こちらでは、野田の学校での思い出について記述している記事のほか、野田が作詞した小郡市立大原小学校校歌の原稿を展示しています。大原小学校校歌の原稿にはたくさんの推敲の跡があり、野田がふるさとの子ども達を思って作詞したことがうかがえます。

テーマ展示「宇太郎×学校」は7月6日(火)までの展示です。

引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、館内では手指の消毒・咳エチケットなどをお願いしています(詳細はこちら)。ご来館の際は、どうぞ体調に気をつけてお越しください。