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常設展の展示替をしました~「作家・帚木蓬生」~2022年1月

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年最初のテーマ展示は、「作家・帚木蓬生」です。

帚木蓬生(ははきぎ ほうせい:1947~)は小郡市出身の作家です。そのご縁で、令和元年度に小郡市のふるさと文化大使に就任されました。(詳しくはこちら)その際、小郡市の偉人・高松凌雲(たかまつ りょううん:1837~1916)の祖先をモデルとした小説、『天に星 地に花』(2014年 集英社)の自筆原稿を市に寄贈いただき、以降当館で保存しています。この『天に星 地に花』は久留米藩領を舞台とした「久留米藩三部作」のうちの一作です。

DSC04294.JPG上の写真は覗きケースの様子です。

こちらで『天に星 地に花』の自筆原稿を展示しています。昨年度に開催した第1章の展示に引続き、今回は第2章・第3章を続けて展示します。作者の推敲の跡が感じられる箇所も確認できるよう展示していますので、ぜひ原稿の1枚1枚をじっくりご覧ください。帚木氏が原稿を自筆で書かれているからこそ見ることのできる推敲の跡を、この機会にお楽しみください。

第2章:令和4年1月22日(土)~2月15日(火)

第3章:令和4年2月17日(木)~3月22日(火)

今後もテーマ展示として帚木氏の原稿をご紹介していく予定ですので、どうぞお楽しみに。(展示時期は未定です。決まりましたら、HPにてお知らせします)

壁面展示コーナーでは、当館で所蔵している帚木氏の著作を展示しています。

DSC04296.JPG上の写真はその中の一冊『インターセックス』(2008年 集英社)です。昨年度、帚木氏から市立図書館に寄贈いただいた資料には、このように帚木氏の自筆サインが書かれています。

展示で帚木氏の作品にご興味を持たれましたら、隣の市立図書館に貸出可能な資料がありますので、図書館にてお尋ねください。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、館内では手指の消毒・咳エチケットなどをお願いしています(詳細はこちら)。ご来館の際は、どうぞ体調に気をつけてお越しください。