~常設展の展示替をしました~【特別展示「七夕特集」】~2022年7月
現在展示中の特別展示「七夕特集」を一部展示替えしました。
小郡市出身の博多人形伝統工芸士・益永栄喜(ますなが えいき)氏より小郡市へ寄贈された博多人形2作品を新たに展示しました。
展示中の博多人形は、「逢瀬幾年 七夕の夜」と「天の川」です。
7月10日、小郡市の「七夕の里」イベントがあることを知った益永氏から、七夕にちなんだ博多人形が寄贈されました。構想から造形、色塗りまで約2年間を費やしたという博多人形「逢瀬幾年 七夕の夜」は、平成23年の第62回新作博多人形展において福岡市長賞を受賞した作品です。
また、浮世絵を一部展示替えしました。
展示していた豊原国周(とよはら くにちか 1835-1900)の浮世絵「坂東彦三郎の織姫」に替えて、同じく豊原国周の浮世絵「俳優狂言競之内 浄瑠璃七夕祭り」と、江戸時代に活躍した浮世絵師・一玉斎(生没年不詳)の浮世絵「十二月之内 文月」を新たに展示しています。
同じ七夕を描いた作品といっても、衣装や髪形など、制作者や時代によって色々な描かれ方をしています。様々な雰囲気の七夕をお楽しみください。
この展示は、旧暦の七夕にあたる8月4日(木)までの予定でしたが、好評につき8月23日(火)まで延長します。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、館内では手指の消毒・咳エチケットなどを お願いしています(詳しくはこちら)。ご来館の際は、どうぞ体調に気をつけてお越しください。