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常設展の展示替をしました~【秋のお宝本大公開】~2023年10・11月

10月28日の野田宇太郎の誕生日と、11月3日の開館36周年記念をお祝いし、今回の常設展では野田宇太郎文学資料館のお宝本を展示します。

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展示室入って正面のステージケースでは、野田宇太郎が久留米の金文堂で購入し、生涯手元に置き続けた2冊の本を展示しております。
双方ともに野田の憧れだった第一書房の本です。

また、このステージ裏の覗きケースでは、「火事になったら必ずこの本を持ち出せ」と専門職員の間で伝え続けられるフランス語に訳された和歌集『Poemes dé la libellule(蜻蛉集)』や与謝野晶子の『みだれ髪』の初版本、川端康成からの野田宇太郎宛の書簡や葛飾北斎の『北斎漫画』などを展示しております。
※覗きケースの展示は資料保護の観点から前期(10月19日~11月7日)と後期(11月9日~11月21日)で総入れ替え予定です。ご了承ください。

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展示室入って左手の壁面展示コーナーでは、野田宇太郎が地元松崎の人に見せたいと願って購入したケンペルの江戸参府紀行の付録地図と日本語訳の本を展示しております。
地図の中には”松崎”の地名もあります。
ぜひ探してみてください。

【2023.11.5 T】