野田宇太郎の命日（2021年7月）

7月20日は野田宇太郎の命日です。

昭和59（1984）年7月20日、74歳で亡くなった野田宇太郎は、神奈川県相模原市の青柳寺に葬られました。その後、7回忌にあたる平成2年に、小郡市松崎にある野田家の墓に分骨されました。それを機に野田家墓地の整備が行われ、九州芸術工科大学の由良滋教授（現在は名誉教授）による設計で、新たに墓塔や「花一期一会詩（はないちごいちえのうた）」の詩碑が建てられました。

今年の野田宇太郎の命日を前に、野田宇太郎顕彰会が墓地周辺の草刈りや掃除を行いました。
そして、命日の7月20日、顕彰会会長の加地良光（小郡市長）が墓参して、お花と線香を手向けました。

「ちちの墓　ははと寄りそひ　ははの墓　ちちと寄りそふ」と、詩「展墓歌」でうたった野田宇太郎は、生前「ふるさとでゆっくり眠りたい」と望んでいたとおり、ふるさと・小郡市松崎で眠っています。