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野田宇太郎文学資料館も番組内で登場します

九州朝日放送(KBC)にて、毎週土曜日の深夜に放送されている「温故知新 発見!九州スピリット」内で野田宇太郎文学資料館も登場します。

 

11月は「北原白秋140年 文学青年たちの九州旅 五足の靴」と題して、全5回放送されます。

「五足の靴」とは、明治40年に東京二六新聞で掲載された九州旅行の紀行文です。与謝野鉄幹を中心に、当時まだ学生だった北原白秋・木下杢太郎・平野万里・吉井勇の5人がリレー形式に新聞社に記事を送り、連載されたものです。

ただ、この「五足の靴」は実名でなくイニシャル表記、そして与謝野鉄幹以外は当時、無名な若者たちが書いた紀行文であったために、世間からは次第に忘れられていきます。

その忘れられた幻の紀行文に再び光を当てたのが野田宇太郎でした。終戦直後に亡くなった恩師・木下杢太郎の遺品整理をしている時に、木下が大学生時代に九州旅行をしたこと、その様子を東京の新聞社に送って連載されたことを知った野田は、当時の新聞を探し出したのです。

野田宇太郎文学資料館には、コピー機が一般に普及していなかった頃に野田自身が書き写した「五足の靴」の原稿が大切に保管されています。

 

今回のTV放送のために「五足の靴」自筆原稿などが撮影されました。

是非、11月放送の「温故知新 発見!九州スピリット」をご覧ください。

 

【番組名】 温故知新 発見!九州スピリット (公式HPこちら

【放送日時】 毎週土曜 2254分~23

【放送局】 九州朝日放送(KBC

【放送エリア】 福岡県・佐賀県

11月放送】111日、8日、15日、22日、29