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10月1日(日)「コーヒーの香りと読書タイムを・・・」を行いました

日時:10月1日(日) 午前10時~正午

会場:小郡市生涯学習センター 研修室

講師:三宅敦司さん(Morrow珈琲

参加人数:13人

報告:

松崎にある自家焙煎コーヒーの店「Morrow珈琲」の店主三宅敦司さんをお招きして奥深いコーヒーの世界を紹介してもらいました。

まずは、コーヒーの基礎知識について15分程レクチャーを受けます。内容はコーヒー豆の種類や焙煎の方法、淹れ方についてです。紅茶党の私でも知っているような「モカ」「ドリップ」などのコーヒーに関する単語ですが、意味をよくわからずなんとなく使っていたなあと実感しました(-_-;) 「モカ」はイエメンの「モカ港」が元となっていると聞いた時には、コーヒー好きの参加者の方々も「ほぉ」と感心されていました。

次はお待ちかねの飲み比べの時間です。3~4人で一つの班をつくって、自分たちでハンドドリップでコーヒーを淹れていきます。今回は家庭でコーヒーを淹れる時でもよく使われる、ペーパーフィルターとドリッパーを使った方法で淹れました。4種類の豆を、班ごとに好みの挽き具合で挽いててもらい、好みのドリッパー(カリタ・メリノ・ハリオ等)で淹れましたが、同じ豆でも班によって全く味わいが違うのです!みなさん味見をしながら本当に驚いていました。挽き方・道具もそうですが、お湯の温度や蒸らし・抽出時間で、同じ豆でもコーヒーの味が変わるんですね。4種類×4班分=16杯の味見を通して、みなさん体感されたことだと思います。和気あいあいとした雰囲気の中で、先生に淹れ方のコツや、ドリッパーのメーカー毎の違いを教わったり、生徒さん同士で交流されたりと楽しい時間が過ぎて行きました。

ちなみに、お茶菓子は市立図書館の向かいにある和菓子店「やかべ」さんのコーヒー饅頭「傍ら」でした(当館に併設する野田宇太郎文学資料館の野田宇太郎がコーヒーが好きだったことにちなんで作られたお菓子です)

最後に、市立図書館の司書が、コーヒーの知識について書かれた本や、喫茶店が舞台の小説などを簡単に紹介し会は終了しました。

コーヒーとコーヒー饅頭を味わい、コーヒーの本を知り、まさにコーヒーまみれの講座でしたが、みなさん楽しんでいらっしゃいました。

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(担当:H・N)