野田宇太郎文学賞 よくある質問(2022年4月28日)
野田宇太郎文学賞の応募について、よくある質問をまとめました。
よくある質問と回答
Q.紀行文とは何ですか?
A.旅行中に経験したこと、見聞きしたこと、考えたことや感想などを書いた文章です。
Q.募集内容の「出版されている作品にゆかりある土地を巡っての紀行文」がよく分かりません。具体的にどのように書いたらいいですか?
(例)
・小説『雪国』(川端康成 著 新潮社 2006年)を読んで、物語の舞台となった新潟県の湯沢町を訪れた時の話。
・マンガ『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴 著 集英社 2016~2020年)を読んで、主人公の苗字と同じ名前だと話題になった福岡県の竈門神社を訪れた時の話。
・カナダ旅行をきっかけに、プリンスエドワード島が舞台の小説『赤毛のアン』(モンゴメリ 著 村岡花子 訳 新潮社 2008年)を読んだことについて。
・小説『二十四の瞳』(壺井栄 著 角川書店 1989年)を読んで、作品の舞台のモデルと言われる香川県の小豆島を訪れた時の話。
・詩集『思ひ出』(北原白秋 著 東雲堂 1911年)を読んで、作者の生れ故郷である福岡県柳川市を訪れた時の話。
・『長塚節歌集』(長塚節 著 旺文社 1974年)を読み、自分の地元にある寺が詠まれている短歌を見つけ、その寺に行ってみた時の話。
・「津軽海峡・冬景色」(歌:石川さゆり)という歌が好きで、歌詞にある「竜飛岬」を旅行した時の話。
A.上記の(例)のように、ある作品を読んだこと、その作品とゆかりがある地を訪れたことを紀行文にしてください。
ただし、読んだ作品(「元作品」と呼びます)は、本やCDになって出版されていることが必要です。応募用紙や応募フォームに、読んだ作品(元作品)のタイトル・著者・発行年・発行者(出版社)を記入して下さい。
新聞や雑誌に掲載されたのみで、単行本になっていない作品は、対象外です。
写真集・イラスト集・旅行ガイドブック・ネット配信のみの作品も、対象外です。
Q.原稿用紙のサイズに決まりはありますか?
A.特に決まりはありませんが、A4サイズの原稿用紙を推奨しています。ただし、必ず400字詰め原稿用紙をお使い下さい。
Q.他の賞に応募したのですが、採用されなかった作品を応募しても良いですか?
A.他の賞に応募された作品のご応募はおやめください。落選作でもあっても、他の賞に応募された作品はすでに発表されたものと見なします。
また、同時に別の賞に同じ作品を応募(二重応募)することもおやめください。発覚した場合、賞を取り消す可能性があります。
Q.空白行やスペースを含めての原稿用紙5枚ですか?
A.はい。空白行やスペースも作品の一部と見なします。ただし、タイトルと名前の行は字数に含めませんので、作品のみで5枚以内ということです。