常設展の展示替をしました～「詩人・野田宇太郎」～2021年7月

2021年7月7日に常設展の展示替えを行いました。

7月のテーマ展示は「詩人・野田宇太郎」と題し、野田宇太郎の詩作品や詩集にまつわる随筆をご紹介しています。

上の写真は覗きケースの様子です。

こちらでは、野田の詩作品の初出記事の切り抜きなどを展示しています。あわせて展示している切抜記事「処女詩集出版の頃」では、野田の処女詩集『北の部屋』出版の際のエピソードが語られています。表紙の文字の大きさからフォントの色まで野田自身が細かく指定し、何度も試行錯誤を繰り返したとあり、野田のこの詩集にかける思いがうかがえます。その『北の部屋』も展示していますので、ぜひあわせてご覧ください。そのほか、野田の詩集や自筆詩稿も展示しています。

テーマ展示「詩人・野田宇太郎」は8月24日(火)までの展示です。

引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、館内では手指の消毒・咳エチケットなどをお願いしています（詳しくはこちら）。ご来館の際は、どうぞ体調に気をつけてお越しください。

　　

また、現在、野田宇太郎顕彰会では野田宇太郎生誕祭で朗読する献詩の募集を行っています。（詳しくはこちら）この機会に野田の詩に触れるだけでなく、ご自身も詩に親しんでみられてはいかがでしょうか？