メニューにジャンプ コンテンツにジャンプ

ご存知ですか?ジャパンサーチ

2021年9月

 小郡市では、学校図書館支援センターが主幹となって、学校教育課・図書課の担当職員、市内の小中学校・県立高校・専門学校の司書教諭・学校司書が集まり、1学期に1回、年3回の「小郡市教育機関学校図書館合同会議」を開催し情報交換等を行っています。

 また、夏休み期間中には、優れた図書館活動を行っている学校図書館や公共図書館を見学する先進地合同視察を行っています。
 合同視察は、多くの学びと刺激がある貴重な機会なのですが、新型コロナウイスルの感染拡大により、昨年度に続き今年度も見合わせることになりました。

 そこで今年度は、視察に代わる学びの場をと考え、去る8月5日に研修会を開催しました。

 研修会には、久留米大学非常勤講師の野村知子先生を講師にお迎えし、「調べ学習・授業に使えるウェブサイト」と題して、ジャパンサーチの活用法についてレクチャーをいただきました。

 国立国会図書館のホームページによるとジャパンサーチとは、                 「書籍、文化財、メディア芸術など、さまざまな分野のデジタルアーカイブと連携して、我が国が保有する多様なコンテンツのメタデータをまとめて検索できる分野横断型統合ポータルです。 約2,100万件のメタデータを検索することができます。内閣府をはじめとする関係省庁・機関等と連携・協力し、国立国会図書館が中心となって2017年から構築を進め、2019年2月の試験版公開を経て、2020年8月25日に正式版を公開し、本格運用を開始しました」                                と紹介されています。

 国内の美術館・博物館・図書館・大学・研究機関など、分野が異なる施設や機関が所有する膨大なデータを、一挙に横断検索することができるうえに、検索結果を保存や編集して活用することができる、とても便利な検索サイトです。また、利用にあたっては、二次利用条件がわかりやすく表示されている(図参照)ので安心です。

 研修会では、ジャパンサーチの画面をスクリーンに映し出して、検索から保存、活用まで詳しい解説をしていただき、実際に持参したスマートフォンで検索してみました(十分に活用するには、タブレットやパソコンの方が使い勝手がよいこともわかりました)。

 今年度から小郡市でも市内の小中学生にタブレットが貸与され、授業や学習でインターネットを使用する機会が増えることが予想されます。

 私たちも、使い勝手が良く信頼のおけるウェブサイト情報を蓄え、自分でも使ってみて、先生や子どもたちに、資料と同じように情報提供ができるよう備える必要があるなと感じた研修会でした。






☆ジャパンサーチで「風神雷神図屏風」を検索してみます。

サムネイルとともに、所蔵情報や解説文が表示され、画面の一番下に、
二次利用条件(どうやったら?どのように?この画像を使用できるか)が表示されます。

ジャパンサーチ https://jpsearch.go.jp/