「春は別れの季節」

　図書館は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、３月２日（月）より臨時休館しています。いつもご利用いただいている皆さまには、大変ご不自由をおかけしています。一日も早く、安心な暮らしが戻ってくることを願うばかりです。皆さまもどうぞ、お大事にお過ごしください。

　さて、今年の福岡の桜の開花予想は３月２０日とか。開花が待たれる今日この頃ですね。桜の季節は、進学、入学、就職と「新」がつくことの多い嬉しい季節ですが、卒業や転勤など、別れの季節でもあります。
　この休館中、図書館では小さなお別れがありました。
　小郡市にお住いの作家、東山彰良さんが市外にお引越しをされるということで、朝日新聞の連載記事の取材も兼ねて、図書館を訪れてくださったのです。
　小郡で一番通った場所として図書館を選んだ東山さん。小さかったお子さんを連れて、ときにはご自分の必要な本を求めに、長い間よく図書館をご利用いただきました。
　講演も２回、デビューして間もない頃と、『流』で直木賞を受賞された年に...、図書館での東山さんの思い出はつきません。　
　とても寂しくなりますが、また、お近くにお出かけの時には、ぜひお立ち寄りください！
　職員一同、ますますのご活躍を、心よりお祈りしています。

（東山さんの著作コーナー前での一枚です！　ありがとうございました♪）