2019年5月の展示
4・5月の中央展示「深読み! 帚木蓬生」
5月12日(日)に行われる小郡市出身の作家、帚木蓬生さんの講演会にあわせて、帚木さんの著書やそれに関する資料を展示・貸出しています。
講演会のテーマとなる「元寇」に関する本や、筑後地方を舞台にした<久留米藩三部作>(「水神」「天に星 地に花」「守教」)に関する本、精神科医としての著書などたくさんの本を展示していますので、講演会前に予習はいかがでしょうか? (講演会の整理券については、配布・キャンセル待ちともに受付終了いたしました)
展示をして
帚木さんは小説と医学関連書だけで50タイトル近い作品を出されおり、ハードカバーと文庫を集めただけで結構な量となりました。それにプラスして作品の題材となった事柄に関する資料も展示をしたので、当初は展示コーナーがパンパンに。しかし、あれよあれよという間に借りられていき、期間後半はスカスカの展示コーナーとなりました。やはり郷土の作家さんということで、皆さんの関心が相当高かったようです。
そんななかで印象的だったのが、展示コーナーの前で見知らぬ者同士で帚木さん(やその著作)について語りあっていた利用者さんの姿です。何組もお見かけしました。皆さんが語らずにはいられない作品を生み出す帚木さんの筆の力と、市民の方の帚木さんに対する愛を実感した展示となりました。
5月の児童展示「おはながわらった」
五月にはいってお日さまもキラキラしてきました。花も葉っぱも元気いっぱいです!
花が出てくる絵本や図かん、工作の本も紹介しています。
すてきな花があったら、名前も調べてみませんか。きっとお花のことがもっと好きになりますよ☆
展示をして
折り紙の花をたくさんつくってかざりました。香りはありませんが、華やかさは本物にまけないくらいでした。
借りていかれたみなさんのお宅では、素敵な「会話のはな」が開いたことでしょう。