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私と本の出会い

 幼少期、私は祖父の家に預けられることが多く、私が寂しい思いをしないようにと寝る前に祖父がよく絵本を読んでくれたことを今でも覚えています。私が飽きないようにと、どんどん増えていく本たち…。ついには私専用の本棚まで購入してもらいました。その本たちが、祖父に読み聞かせをしてもらった時間が、私にとって宝物でした。ただ、祖父が買ってくる本はなぜか日本昔話が多く(しかも、ハッピーエンドじゃない怖いお話!)そのおかげで怖い話に耐性がつき、小学生の友達が皆を怖がらせるためにわざと怖い話をしても、私だけが楽しそうに聞くことが出来ました。

 物語が好きになった私は高校生になり、『夜は短し歩けよ乙女』という小説に出会い、著者の森見登美彦さんの作品が好きになりました。森見さんは京都を舞台にした作品が多く、私はいつしか京都に行ってみたいと思い、一人で旅行しました。一度経験してみると一人旅行の楽しさに気付き、今では旅行が趣味になっています。

 本はきっかけを与えてくれます。私に物語の楽しさや、旅行という趣味のきっかけを作ってくれたように、皆様にも本を通して、図書館を通して何かきっかけをさしあげるお手伝いが出来たらいいなと思います。

(担当:O)