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たくさんのふしぎ

 ある晩ふと「あの本どこへ行ったかな」と起きだして本棚をごそごそした日がありました。

 それは随分前に本屋さんでこちらをまっすぐ見つめる鹿と目が合って家に連れて帰った『ノースウッズの森で/たくさんのふしぎ20059月号』でした。自然や野生動物を撮る若い写真家がつくった初めての写真絵本。

 翌日時々出かける小郡市立図書館へ行きました。そこに貼られていたポスターは〈大竹英洋 来たる〉。写真絵本の作者その人ではありませんか!人生でこんなに驚いたこともありません。「どうして大竹さんが?」とカウンターの司書さんに尋ねてしまったほどでした。

 ほどなくして開かれたスライドトークでは、森と湖、そこに住む動物たちの写真の数々、オオカミの遠吠え(の実演)と楽しいお話に北米ノースウッズの美しい世界に引き込まれました。

 その後も著書『そして、ぼくは旅に出た。』から、ある晩夢に現れたオオカミに導かれて写真家としてノーズウッズを目指すことになった大竹さんの冒険の物語に心躍らせ、感動は続きました。

 翌年のある日青いエアメールが届きました。著書の感想にノースウッズから大竹さんがお返事をくださったのです。

 本から広がる素晴らしい出逢い、広い世界へ通じている小郡市立図書館で働く機会をいただき、感謝しています。どうぞよろしくお願いいたします。

(担当:S)