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下手の横好き

 ギターを弾いてみたい(弾けるようになりたい)と思ったのは、中学1年生の春だった。
英語を担当する先生が、初めての授業でいきなりギターを担いで現れた。
そしておもむろにカーペンターズのイエスタデイ・ワンス・モアを弾き語りで披露してくれた。英語を勉強したら、こんなこともできるようになるぞと。

 今思えば、ギターも歌もものすごく上手だったわけではないかもしれないが(先生ごめんなさい(-_-;))、田舎者で楽器にも触れたことがなかった自分には衝撃が走った。

 その日、家に帰り着くなり親に向かって「ギターを弾いてみたい」と話したことを覚えている。その言葉を覚えてくれていたのか、数か月後、学校のバザーに行ったら千円で売っていたから買ってきたよ。と、何とか音が出るレベルのクラシックギターを親がプレゼントしてくれた。

 それからは空いた時間に小遣いで買った簡単な入門書とにらめっこしながら指先が痛くなるのも我慢して練習した。雑音が混ざらないきれいな音が出るようになると、さらに面白くなっていろいろな曲や弾き方にチャレンジした。

 それから数十年、結果的には下手の横好きレベルを脱さず、人様の前で披露できるようなものにはなっていないが、自宅で気分転換やストレス発散するには大いに役立っている。

 学生時代を含めアルバイト代や小遣いをためて購入した仲間たち・・・
これからもよろしく!

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(担当:K)