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小郡市立図書館の「ふわふわ」

 小郡市立図書館のカウンターにひっそりと、いやそうでもないな、「どうどうと」鎮座している茶色のふわふわをご存じでしょうか。高さは、そうですね、大体20cmくらいです。
 そのふわふわの正体は、小郡市立図書館の開館とともに生まれた図書館キャラクターで、かわいらしいラッコの姿をしています。
 今回の「司書の小部屋」はその図書館キャラクターの紹介をさせていただこうかなと思っております。どうぞよろしくお付き合いください。

 さて、この「ふわふわ」…もとい、図書館キャラクターが生まれたのは小郡市立図書館開館日、すなわち1987年11月3日。産みの親(キャラクターデザイン)は、当時の小郡市の職員。そして、モデルは長崎県の水族館のラッコであるとのこと。
 生まれ落ちたその日から小郡市立図書館とともに歩み続けて25年目、開館25周年を記念して公募で「ラックン」と命名されました。ちなみに名づけ親は小郡市在住のふたりの小学生。すてきな名前をつけていただきました。
 「ふわふわ」は名を授かったと同時に、二次元(イラスト)から三次元(ふわふわ、平たく言うと「ぬいぐるみ」ですね)へと進化をとげました。なんと次元の壁を越えてしまいました。まるで積分です。
 イラストのときも、図書館のカードや返却しおり、移動図書館車の外装などに彩りを添えていたのですが「ふわふわ」になってからは、ますますその活躍の場をひろげました。図書館内外で静かに、ときにはアグレッシブに図書館宣伝部長(?)を務めています。その活躍についてはまた別の機会におはなしすることにいたしましょう。

 さてそんな図書館キャラクター「ラックン」、みなさんがお持ちの小郡市立図書館利用カードでもれなく密かに微笑んでいるのに認知度がいまひとつな気がしています。ここまでお読みいただいた方、これを機会に「ラックン」の名前を頭の片隅にそっと置いておいてください。そしてどこかで彼を見かけたときは、隣にいる誰かに「このラッコ、知ってる?」とラックンの周知にご協力ください。

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