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東山彰良さん『流』第153回直木賞受賞おめでとうございます。

小郡市在住の作家、東山彰良(ひがしやま あきら)さんの最新作『流(りゅう)』(2015年5月 講談社刊)が、7月16日、築地のnaoki1.jpg料亭「新喜楽」で行われた選考会において、第153回直木賞に選ばれました。 受賞作『流』は、直木賞選考委員の作家北方謙三氏が「20年に1回というほどの傑作。欠点のつけようのない青春小説」と太鼓判を押す作品。 初ノミネートにしてみごと受賞の快挙!心よりお祝いを申し上げます。 東山さんは、1968年台湾生まれ。9歳のときに日本に移り、現在は小郡市立図書館の利用者でもある小郡市民でいらっしゃいます。 2002年「タード・オン・ザ・ラン」で第1回「このミステリーがすごい!」大賞(宝島社主催)で銀賞および読者賞をダブル受賞。
この作品は『逃亡作法 - TURD ON THE RUN』と改題して出版され、ベストセラーとなります。 その後も数々のエンターテイメント作品を世に送り出し、2009年『路傍』(集英社)で第11回大藪春彦賞受賞、2014年 『ブラックライダー』(新潮社)で第67回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補、そして、このたび『流』が直木賞受賞となりました。 また、2008年から西日本新聞で毎週日曜日に映画のコラム「熱風映劇(シネマ・サンタナ)」を連載(2013年まで)。軽妙な語り口の映画評を楽しみにしておられた読者も多かったのではないでしょうか。 昨日の受賞会見をニュースでご覧になった方はご存じのように、細身で長身、「飄々(ひょうひょう)とした」という言葉がぴったりな東山さんですが、生み出す作品は、その容姿に似合わずハードボイルドです。 小郡市立図書館では、2005年3月に東山さんをお招きして講演会を開催しました。私たちはその時のチラシに「ハードボイルド+アジア的無国籍感!福岡を舞台にnaoki2.jpgした新感覚な犯罪エンターテイメントでファンを魅了する、東山さん初のトークショー。クールでワイルドな作品を生み出す秘密と、その知られざる素顔に迫ります!!」と書きました。 あれから10年、マンガやゲームのノベライズや翻訳も含めると、著作は20数タイトルにのぼります。 これからもこの小郡から、魅力あふれる作品を世に送り出してくださることでしょう。 なお東山さんの著作は、現在、受賞作『流』は予約順番待ち、他の著作もほとんどが貸出中ですが、どうぞあきらめずにお祝いムードいっぱいの図書館へお出かけください。 (中村)

(写真上:お祝いの展示と垂れ幕 写真下:図書館キャラ「ラックン」もハードボイルド仕様でお待ちしています!)